今朝は7時からJR立川駅南口で、立川・生活者ネット代表の坂下かすみ元市議会議員とともに街頭遊説をやってきました。約1時間の遊説を終えた8時でも気温は3度。立春も過ぎ、暦の上では春だというのに、まだまだ寒いなとあらためて感じました。
今日の遊説では、気候変動問題などについてお話させていただきました。
その内容を一部紹介させていただきます。
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新型コロナウイルスの感染拡大や、低迷が続く景気・経済、解決の道筋さえ見えない福島第1原発事故、近隣諸国との緊張の高まりなど、日本を取り巻く問題は山積です。そんな中でも私が最も早く取り組まなければならないと思うのは、地球温暖化の問題です。米国での巨大ハリケーンなど世界各地で起きる異常気象の原因は、地球温暖化だとみられています。多摩川に架かる日野橋が長い間、通行できなくなったことを記憶している方も多いでしょう。
このまま温暖化が進めば、農作物の生産性は下がり、伝染病が拡大するなどと言われています。食料、健康に関わる非常に身近で差し迫った問題です。何もしなければ、私たちも、子や孫の世代も大変なことになってしまう。では、私たちに何ができるのでしょうか。
約10年前の東京電力福島第1原発の事故をきっかけに、徐々に電気使用量を減らし、電力会社との契約も切り、10年近くオフグリッド生活をしている藤井さんという女性がいます。団地の3階に住み、ベランダに設置した太陽光パネル3枚で発電をし、再生可能エネルギー100%の生活を送っています。本当に理想の生活です。私も外での活動が多く、日々太陽の光をいっぱいに浴びますが、この光を全て電力に変えられたらどれだけいいだろうといつも考えます。皆が藤井さんのような生活を送れるわけではありませんが、私たち一人一人にできることがあるはずです。同様に行政の立川市にも、地球温暖化防止のためにやれることはまだまだあるはずです。
昨年の11月に泉町の第6中学で行われた防災訓練に参加し、大地震の時には避難所の電気が課題になると再認識しました。現在の対策は不十分。最低でも避難所になっている学校には太陽光パネルを取り付けるべきです。これは、市民の安心安全を守るだけではなく、地球規模の気候変動を止める活動でもあります。再生可能エネルギー、地産地消のエネルギーを増やしていくことがとても大切です。
政府が昨年決定したエネルギー基本計画は、石炭火力の削減率が甘く、従来通り原発を利用するという内容ですが、私たちが声を挙げること、選挙を通じて意思表示をすることで、少しずつでも政府の方針や社会を変えていくことができると思います。私は地球温暖化を食い止めるためにも、市民の思いが政治や行政に反映されていくようにするためにも、みなさんと共に考え、知恵を出し合い、声を出して行きたいと思っています。子どもや孫たちが希望を持って生きていける未来を共に築いていきましょう。