女性のためのシェアハウス 視察2日目 8.6

 関西視察2日目の6日は、今年(2024年)6月に開設されたばかりの 六甲ウィメンズハウス に伺いました。ここは「困難を抱える女性や母子に特化した『住まい』を提供し、『自立支援』を行う拠点」です。神戸市 で30年以上にわたり 女性支援 をしてきた 「女性と子ども支援センター」 代表理事 正井禮子 さんから、オープンまでのお話などを伺い、建物内も案内していただきました。
 2010年、訪問先のデンマークで見た母子施設に「こんな居場所をつくりたい」との思いを抱き、その長年の夢がようやく実現したということですが、ここまで来るには資金面でも大変苦労されたそうです。正井さんは「ここしか住めないではなくて、ここに住みたいと思える場所にしたかった」とお話しされましたが、本当に「住みたい」と思う素敵な空間でした。困難な状況にある女性たちの居場所づくりに向け、立川市では何ができるのか、考えていきたいと思います。
※センターの正式名は「認定NPO法人 女性と子ども支援センター ウィメンズネット・こうべ」。以下、説明をHPから引用します。
「DV被害や社会的要因などで困難な状況にある女性と子どもの支援を行っています。相談からシェルターでの緊急一時保護、その後の生活再建までの総合的支援や、生きづらさを抱える女性とその子どもの支援、その他の啓発活動を行っています」