あべみさ、議員となって1年 一般質問編
私が、立川・生活者ネットワークの議員として昨年6月、議会に送り出していただき、議員任期は7月14日にスタートしましたので、議員となってから1年となります。
振り返ると、2年前の2021年に生活クラブで「エネルギーアクション」という運動(各自治体で再生可能エネルギーを増やすよう国に意見書を出そうというもの)がありました。その時に、私が団体の代表として、立川市議会に陳情を出し、市議会の環境建設委員会でそのことについて意見を言ったことがきっかけでした。
「議員になる」ことなどは、考えたこともありませんでしたが、生活者ネットの考える、「政治を生活の道具」として使っていくために普通の市民が政治に関わっていくことの必要性。「市民自治の重要性」を50年近く前から訴え続け、市民の代理人を各地で送り出していることを知りました。私自身、20代の頃から市民運動に関わり、韓国留学で思ったことや子ども3人を育てる中で感じていた、社会にある差別、理不尽さ、政治のあり方の疑問などずっと抱いてきました。私のような一般市民だからこそやるべきなのかなと思い、一大決心しで、市議会議員選挙に挑戦しました。
この1年、政治活動をする上で、多くの方からの助言、ご支援、応援をいただき今があります。そういった中で、選挙に臨むと決めてから、とにかく自分のできることを手探りでやりました。そして当選することができ、ようやくスタート地点に立て、議員として活動を始めることになったわけですが、この1年間は本当に日々慌ただしく、本当にあっという間でした。同時に日々、新しい発見、新しい出会い、新たな学びがあり、日々ワクワクの充実した1年でもありました。そうした経験をする機会が得られたことを、本当にありがたいと思っています。
立川市議会では、定例会が、年4回開かれています。いずれも会期1~2カ月程度ですが、予算案や決算、補正予算案の審議・採決などが行われます。また、必要に応じて臨時会が開かれています。
この1年間では、7月の臨時会に続き、8月に第2回臨時会が開かれて補正予算案について審議し、私も議員になって初の議会質問を行いました。9月には21年度決算などを審議する9月議会、12月議会、2023年度予算案を審議する3月議会、そして直近の6月議会、7月28日に臨時議会が開かれました。
定例会では毎回、市長や副市長、各部長ら市幹部が出席する本会議の一般質問があります。議員一人当たりの持ち時間は1時間で、自分の聞きたいテーマについて質問することができます。テーマ選び・調査・質問づくりに始まり、事前の質問通告や課長クラスとの事前のやりとり、本番のための原稿書きなど、準備には相当な時間と労力を要します。議員にとって、本会議場の演壇に立っての一般質問は、市民の代理人としての重要な役割の一つです。
あべみさの一般質問項目は以下の通りです。
2022年9月議会
- ゲノム編集食品
- ケアラー支援条例
- 気候変動対策と再エネ施設導入
- 砂川学習館の砂川闘争に関する展示コーナーの存廃問題
2022年12月議会
- 子ども権利条例
- 宗教2世支援
- 防災活動
- 陸上自衛隊オスプレイの立川飛行場への飛来・訓練
- 立川市平和都市宣言と祈念像
- 重要土地利用規制法による立川市への影響
- 砂川学習館の展示コーナーの存廃問題―についてです。
2023年3月議会
- 個人情報保護法
- オーガニック給食と給食無償化
- 陸自オスプレイの立川飛行場飛来・訓練問題
- P F A S汚染の問題
2023年6月議会
- 香害と化学物質
- かまどベンチなど防災活動を通じた市民参加のまちづくり
一般質問のテーマは、基本的に選挙公約(市民とともにつくった選挙政策)のものや、日常的に集めている「一言提案」などでいただいた意見をもとに、調査活動をしたり、専門家の話を聞きながら質問づくりをしています。「次のテーマにこれはどうだろうか」「この問題知っている?」などありましたら、ご連絡ください。また、一般質問を一緒に作ってみたいという方もいらしらた、ご連絡ください。