支え合う減災のまちをめざして  

立川市と自治大学校が共催した「市民公開講座」(3月1日)に参加し、加藤孝明・東京大学生産技術研究所教授(地域安全システム学)の講演「今こそ考えるべき『これからの防災まちづくりの方向性』」を聞いてきました。私も含め市民約50人が参加。加藤教授からは減災のための各地の取り組みの紹介などがありました。首都直下地震や富士山噴火など、ここ立川でもいつ大災害が現実のものとなるか分かりません。「立川広域防災基地」もありますが、私たち一人一人が災害に備えることの大切さを再認識しました。

首都直下地震や、温暖化による災害など不安がありながら、日々の生活の中では、ついついやり過ごしてしまいがちではないでしょうか?
今回のような防災に関する情報や具体的に対策を学ぶ機会を定期的につくることが必要です。コロナ禍で人との距離を置かざるを得なかった現在、公共施設や空き家の活用で地域の多世代交流の場をつくり、多様な地域のコミュニティを再構築して、支え合う減災のまちをめざします。