税金の使い方をチェック 9月議会に向け財政学習会
8月17日、立川生活者ネットワーク事務所で、NPO法人「まちぽっと」の理事、伊藤久雄さんを講師に迎えて、9月の市議会第3回定例会に向けて、自治体財政の基本の「き」を教えていただきました。
市議会の会派「立憲ネット緑たちかわ」でも先日、財政学習会をやりましたので、今回の学習会は私にとっては第2弾。会派の学習会では「決算カード」を使って学習しましたが、今回は、立川市役所が毎年度発行している冊子『やさしい財政白書』(2022年3月発行)を用いて勉強しました。この冊子は中学生が市財政について学ぶ際に補助学習資料としても使えるよう、やさしく編集されたものです。
私たちも「まずは基本から」ということで、一般会計と特別会計の違い、都市計画税や法人市民税などの各種税金の違いなど、基本的な用語の意味を一つ一つ丁寧に確認。続いて2020(令和2)年度決算に基づき、市財政の現状や課題について検討しました。ただ、20年度はコロナ禍で予算規模などが通常とはかなり違っているので、注意が必要だとのことでした。
2021(令和3)年度の決算関係の書類はまだ提示されていませんが、伊藤さんからは、さらに歳出項目のかなり細かい明細などを確認するように具体的なアドバイスもいただきました。
9月議会では、21年度決算について審議する決算特別委員会もありますので、しっかり勉強して臨みたいと思います。ちなみに、『やさしい財政白書』は市のホームページにもアップされていて、ダウンロードすることもできます。ご関心のある方はご覧なってください。アドレスは以下の通りです。https://www.city.tachikawa.lg.jp/zaisei/shise/yosan/gyozaise/documents/zaiseihakusho2022.pdf
【NPO法人「まちぽっと」とは】地域社会に住み、暮らす市民の視点から、市民の参加による持続可能な市民社会づくり、豊かな地域社会づくりを目指して、それに関わる政策および事業の提案を行い、その実現に向けて市民、市民団体と協働して取り組むとともに、そうした市民社会・地域社会づくりを担う市民活動を支援するために、調査研究・提案、市民活動・市民事業の支援、情報の発信などの事業を行います。(以上、HPより抜粋)