グリーンインフラと治水対策@滋賀県 視察2日目-2 8.6

視察2日目の午後は、電車を乗り継いで神戸市から 滋賀県大津市 へ。県庁で担当者の方から グリーンインフラ の取り組みについてお話を伺いました。

滋賀県 では、自律的回復力など自然(風土)が持つ多様な機能を生かし、自然と共生する社会資本整備や土地利用を進めており、それをグリーンインフラというのだそうです。①防災・減災②地域振興③環境保全ーなどを同時に図る〝一石多鳥〟の取組み。いろいろな団体や組織と協働し、全庁連携でやっているということで、素晴らしいなと思います。立川市でも玉川上水などで活用できないか、と思いながら伺いました。

流域治水 については、昨今の異常気象もあり、全国どこでも深刻な課題になっています。滋賀県では①ながす②ためる③とどめる④そなえるーの 4つの対策をしているそうですが、降雨をしっかりと「ためる」(地下に吸い込ませる)ことが本当に大切だと思います。農地などが減ってアスファルトやコンクリートの地面になっていくばかりでは、「ながす」にも限度があり、被害が拡大します。

立川市でも、多摩川 の氾濫等による 水害 の恐れが現実問題として存在しているので、今後の「まちづくり」はどうあるべきなのか、考えていきたいと思います。