民家の敷地内からはみ出した樹木について ~環境まちづくり委員会報告~
昨年の立川市議会第4回定例会(12月議会)の環境まちづくり委員会で行った、越境樹木に関する質疑についてご報告します。
民家の敷地からはみ出し、道路上に張り出した樹木(枝)について「車高の高い車に当たったり、路上に小枝が散乱したり、電線にも達するほど延びたりして、とても危ない」との相談が、立川・生活者ネットワークにありました。空き家が市内でも増える中、こうした事例も今後増えていくことが予想されるため、現状や市の対策などを質問。相談窓口の明示などの提案もしました。質疑応答を要約すると
Q 道路に越境した樹木の相談は(指摘した事例)の他に何件くらいあるのか?
道路課長)市道に越境した樹木に関する問い合わせは電話で約50件、HPなどで約10件、LINEで約20件。複数回問い合わせがあった場所もある。
Q 複数回問い合わせがあった場合、どう対処しているのか?
道路課長)越境した樹木は個人の財産なので、維持管理は所有者の責務。機会を捉え、所有者に対し口頭や文書で適正な管理を申し入れている。
Q 相談窓口や対応などを分かりやすく整理し、市HPなどに掲載しては?
道路課長)越境樹木のせん定について毎年1回、市広報に掲載している。HP活用などは近隣自治体の状況も参考にしつつ検討していきたい。
委員会質問の際にも指摘しましたが、越境樹木に関しては2023年4月に民法233条が改正されましたが、それでも所有者に無断で勝手に切ることができません。私が委員会で取り上げた具体例では、市の担当者が何度も現場を訪れたが所有者に会えず、文書を投函しても返答がないとのことでした。空き家もそうですが、一人暮らしの高齢者の増加に伴い、体力や費用の面で所有者が対応できないケースが増えることも予想されます。放置が続けば枝が延び、せん定に掛かる人手も費用も増加します。こうした問題にどう対応していくのか。自治会への加入促進なども一助かと思いますが、皆さんと一緒に知恵を出して行ければと思います。
