賢治の学校卒業式 3月16日
#東京賢治シュタイナー学校 で12年生の 卒業式 があり、来賓として出席しました。卒業生の保護者、先生、在校生からの「贈る言葉」に続き、卒業生11人全員からそれぞれあいさつがありました。感動と笑いと涙あふれる式でした。
卒業生は、十人十色ならぬ11人11色。ドレスやスーツ、羽織袴に、鎧兜を着ている生徒さんも。あいさつはいずれも、自分自身としっかり向き合って過ごしてきた日々、その成長の過程がよく分かるスピーチで、感激して何度も涙しました。
私も子どもを3人育ててみて、親も子によって育てられると感じてはいましたが、今回の卒業式で、学校も親も子どもに対し「教育」ではなく「共育」の気持ちで、人間対人間として接することが大切だと改めて感じました。
お話を聞きながら、親子関係にとどまらず、広く大人の在り方も改めて考えさせられ、何が本当に大切なのか、自分は何をしたいのかを常に振り返ることの大切さも教えられた思いです。
2016年、義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律(教育機会確保法)が公布されました。まずは義務教育の場である学校が、より良い学校であることが望ましいですが、2022年度30万人を超える現状です。
民間機関と連携しつつ、一人ひとりにあった学びの場が必要です。すべての子ども達が学ぶ権利をもっていることをしっかりと伝えていきたいと思います。