東大和市・桜が丘市民センターで行われた、東大和生活者ネットワーク 主催の「暑さ対策プロジェクト」 学習会
「地球沸騰化を生き抜く『いい日陰』の見つけ方〜まちに「いい日陰」をつくるために〜」に参加しました。
まず、東大和ネットが7月15日の日中に東大和市清原中央公園運動広場などで実施した熱中症指数(暑さ指数・WBGT)の測定調査の結果報告がありました。その後、都市・建築環境工学、環境気象学が専門で、建物内外の温熱環境やヒートアイランドなどを研究されている 武蔵野大学 工学部サステナビリティ学科の 三坂育正 教授から、暑さの現状、熱中症 になる仕組み、熱中症を防ぐためにできること、暑熱環境に適応したまちづくりについてお話しいただきました。
東京の平均気温はこの100年間で約3℃上昇していること、職場での熱中症対策が義務化されたこと、厳しい暑さによって子どもたちの外遊びの機会が失われていること、高齢者や子どもは特に熱中症への注意が必要であることなど、さまざまな視点からお話がありました。
今の異常ともいえる暑さに対しては、一人ひとりが体にたまった熱を効果的に逃がす方法を知ることに加え、まちそのものを「暑さに強い環境」へと変えていくことが重要だということでした。緑を増やし、今ある緑を守ること、日陰をつくること、冷却ベンチやミストシャワーを設置することなど、暑熱対策を行うことで、その空間を利用する人が増えたというデータも示していただきました。猛暑が日常となりつつある中、熱中症対策を個人の努力だけに委ねるのではなく、誰もが安心して外出し、過ごすことのできる環境をまちづくりの中で整えていくことが必要だと感じました。今回学んだことを、今後のまちづくりに生かしていきたいと思います。

