映画『町の政治』に民主主義の原点を見る

時枝俊江監督の映画『町の政治 べんきょうするお母さん』(岩波映画社、1957年)を見ました。1950年代の国立町(現・国立市)で、行政を変えようと学習し、行動した女性たちを追ったドキュメンタリーです。

火曜の夜にお母さんたちが公民館に集まり、町政の課題や町予算を独自に分析・学習し、議論や意見を交わす。そして行政に改善を求め、実現させていく。さらに、議会に自分たちの代表を送り、大事な議会審議ともなれば皆で傍聴に行く。まさに女性の政治参加、「民主主義の原点」とも言えるような実践の記録です。

こういう映画があることも知らなかった私にとって、70年近くも前の女性たちがこんな取り組みをしていたというのは本当に驚きで、今日の私たちが彼女たちのような気概を持てているのか、大いに反省しました。

彼女たちが求め、実践していた姿と、私たち生活者ネットワークが目指しているものとは重なる部分が多いと思います。女性が政治に参加し、女性や社会的弱者の思いや視点がきちんと政治に反映される。そうした社会の実現を目指し、頑張っていこうとの思いを新たにしました。皆さん、一緒に議会を、社会を変えていきましょう。