どうなってるの日本社会③ 5.7 たちかわ市民交流大学市民推進委員会 主催

G W最終日の5月7日、連続講座『どうなってるの日本社会〜働き方と生活の現在』第3回「どこをどう変える?」に参加しました。
講師は 後藤道夫 さん(都留文科大学名誉教授) 会場は、​立川市女性総合センターアイム
安心できる社会と働き方の実現のため、どこをどう変えるのか?
後藤道夫さんから、
・世帯単位ではなく 個人単位 で普通に暮らせるようにする
・住宅補助制度 等で居住の質を確保
・学校給食や高等教育、介護など 基礎的社会サービスの無償化
・女性が正規雇用を持続できるよう休業取得を容易にする ーなど話されました
多くのデータを駆使しながら国内での比較、海外との比較など、分かりやすく解説してくださり、あっという間の2時間でした。
全体を通じて特に印象的だったのは、日本では労働者の賃金を真っ当な水準に引き上げる必要があること、そのためには労働者や労組がもっと声を上げていかなければならないとの指摘でした。生活者・働く者の目線に立ち、自分たちの権利をきちんと主張していくことが大事だと再認識しました。