昭島市 の緑豊かなゴルフ場跡地に 巨大物流センター 計画

1月12日、都議会生活者ネットワーク の 岩永やす代 都議や 昭島生活者ネットワーク の 林まいこ 市議らと物流センター予定地の 代官山緑地 を散策したほか、フォレストイン昭和館 から景色を一望したり、トラックが走る予定の主要走行ルートを走ってみたりしました。林市議からは、これまでの昭島市の対応などについても教えていただきました。

この計画の市民向け説明会が始まったのは、2022年2月。これまでの計3回の説明によれば、同センターに出入りする車両は、大型トラックも含め1日に11,600台。3棟の建物は最大55mの高さがあり、データセンターも8棟併設。周辺一帯は、緑豊かな現状とは180度違う景観へと変貌します。それに加え、自然環境への悪影響や周辺道路の渋滞・騒音・振動・排ガスの悪化。歩行者や自転車利用者の安心・安全も脅かされます。予定地は昭島市ですが、隣接する立川市の五日市街道、宮沢中央通りなども影響を受けます。その影響の大きさから私自身、何度も市議会で質問をしてきましたが、立川市(行政)は事業者と協議すらできていないのが現状です。

実際に現地に立ってみて、小中学校や子ども園、高齢者施設が主要走行ルートの脇にあることを実感。しかも道路は片側一車線の狭い道路ばかり。計画自体が現実的ではないと思わざるを得ません。昭島駅近くには大きなマンション3棟も建設中で、約850世帯が新たに暮らすことになります。車の通行も、人の行き来もさらに多くなることが予測されます。

現在の交通量などを測定し、物流センター完成後の変化を予測する 動的シミュレーション を、市民の手で作成しようという取り組みが進んでいます。測定のための人手が足りていないそうです。私たちの安心・安全の生活を守るため、近隣の方でお手伝いできる方は、ぜひお声かけください。私も参加します。