安心して出産できる環境づくりの活動を応援

先日、生活者ネットワークの国分寺市議・高瀬かおるさんと一緒に若葉町にある「まんまる助産院」をお訪ねしました。

こちらでは長年、妊婦さんたちが安心して無事に出産できるよう「安産がっこう」を開催し、いろいろなプログラムを提供してきました。例えば、自然なお産ができる心と体をつくる食や暮らし方、骨盤を整える体操など。

私にも子どもが3人いますが、妊娠・出産のたびに不安だったことを覚えています。こうしたプログラムを受講できたら、きっと安心して出産の日を迎えられたと思います。

こんな貴重な存在の「まんまる助産院」ですが、少子化の進展、出生数・分娩数の低下によって経営が厳しくなり、存続の危機にあるのだそうです。

まんまる助産院は経営安定化などのため「まんまる助産院存続プロジェクト!」をスタート。「安産がっこう」を「妊婦の学校」にリニューアルし、オンライン受講できるようにするため、400万円を目標金額としたクラウドファンディングを始めたそうです。

総務省が4日発表した14歳以下の子どもの数(外国人含む)は、昨年より25万人少ない1465万人。新型コロナ感染拡大による出産への不安が減少に拍車をかけた可能性もあるそうです。少子化に歯止めをかけるためには、教育支援などに加え、安心して出産できる環境も欠かせません。まんまる助産院の活動、応援していきます。