日常生活でも参考に フィジカルトレーナー中野さんの著書
立川市にもたびたび来られているフィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一さんの著書『子どもを壊す部活トレ 一流トレーナーが教える本当に効く練習方法』(中公新書クラレ)を読み終えました。中野さんは、箱根駅伝で今年6回目の総合優勝を果たした青山学院大駅伝チームのフィジカル強化指導を担当、優勝に貢献されてきた方です。泉体育館で7月開催されたフィジカルトレーニング講演会では講師を務められ、私もお会いし、ごあいさつする機会がありました。
中野さんは著書や講演で、子どもや若者が部活動などで運動をするに当たっての「目からウロコの新常識」をたくさん紹介。例えば、けが明けの選手に対し、こまめに痛みがないかを確認するのは良くなく、けがや痛みの話はしないようにするべきだと指摘しています。繰り返し話題にすることで、痛みの記憶が脳に定着してしまうのだそうです。私も陸上部だった中学生時代以降、運動からはめっきり遠のいてしまってますが、大変勉強になりました。
「質の高い睡眠をとるためには、浴槽に浸かることはとても大切」
「インスタント食品やレトルト食品は(中略)食べ過ぎると(中略)骨が弱くなってしまいます」
「睡眠の質を高めるためには、夕食から就寝までの時間をなるべく離す」
本には、運動選手以外にも日常生活で参考になる事柄もいろいろ記されています。