平和をつくりだすために 5.3 憲法集会

2023年立川 憲法集会 が 立川市 柴崎学習館 ホール で行われました。市民のひろば憲法の会 主催。なんと37回目だそうです。
平和を大切に思う市民の手で作り上げられた集会。第1回から関わって来られたというスタッフの方もいました。私も受付のお手伝いをしました。
集会は、リレートーク、パフォーマンス、講演・質疑の3部構成。生活者ネットワーク の仲間も、日野 の 白井なおこ 市議、国分寺 の 小坂まさ代 市議が参加しました。
○リレートーク
①「オスプレイ飛来を拒否する市民」と題して オスプレイ飛来に反対するくにたち市民の会 の 河野環 さんが報告。「オスプレイ来るな!」と
 声を上げ続けたことで防衛省が好き勝手にできなくなり、意味があったことを実感したとお話されました。
②「知的障がい者も自立し、結婚して幸せに」との題で 箱石美保 さん 遠藤良子 さんが、知的障がい の当事者や支援者としての経験を紹介。知
 的障がい者 であっても、独立して暮らしたい、結婚をしたいなどの思いを尊重してほしいとのお話がありました。
○パフォーマンス
みほこん 藤本すすむ さんのライブ演奏。太平洋戦争帰還兵の証言や沖縄のおばぁの言葉などを唄に込めてのライブは、心に響きました。
○記念講演
木村草太 東京都立大教授 が「戦争と平和と読書」と題して講演。まずは憲法の基本的な考え方として
・憲法とは貼り紙のような役割
・憲法は国家権力が失敗しやすいことにルールを設けており、戦争 人権侵害 独裁 これを繰り返さないようにしようというのが憲法のある意義
 ーなどのお話がありました。
 最後の部分では、憲法9条の現在地や台湾有事、緊急事態条項などについて考えるためにも「このゴールデンウィーク中に、ゆっくりと冷静に読書をしてください」とのお話があり、推薦図書の紹介もありました。
私も、積読本の山から一冊でも読みたいと思います。左から白井なおこ、あべみさ、小坂まさ代 生活者ネットワークの市議会議員