PFAS問題 映画『ダーク・ウォーターズ』鑑賞

5月14日、2019年製作の米映画『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』を自宅で鑑賞しました。
この映画は、有機フッ素化合物 PFAS による 環境汚染 や 健康被害 を引き起こした米化学メーカー デュポン 社の不正を暴き出し、その責任を追及した米弁護士の実話に基づくものです。
映画では、フライパンなどに広く用いられていた テフロン の工場が汚染元ですが、近くの牧場の牛190頭が死んだり、多くの工場労働者らがガンで死亡したり、働いていた妊婦さんから高い割合で奇形児が生まれたりしていたことが、主人公の弁護士の調査などにより判明。この闘争を通じ、PFAS が有害な化学物質だと世に知られるようになっていったことも描かれています。
現在、立川市を含む多摩地域では、PFASによる 地下水汚染 が問題となっています。映画の主人公の闘いがなければ、PFASが有害だということすら知らず、地下水が汚染され続けていたことでしょう。
6月6日から市議会の 第2回定例会(6月議会)が始まりますが、PFAS問題については多摩地域の生活者ネットの議員とも連携し、しっかりと取り組んでいきたいと思います。